福島三洋プラスチック工業株式会社

サステナブルな未来を拓く!バイオマスプラスチックが切り拓くものづくり新時代

    2025.06.23

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環境配慮は、もう「当たり前」。これからのものづくりに求められるものとは?

近年、地球温暖化や海洋プラスチック問題など、環境問題への関心はますます高まっています。
「環境に優しい製品を選びたい」「企業の環境への取り組みを知りたい」と考える消費者の方も増えているのではないでしょうか?
私たちサンプラ(福島三洋プラスチック工業株式会社の通称です)は、このような時代のニーズに応えるべく、地球環境への負荷低減に貢献するバイオマスプラスチックを活用した新規事業をスタートしました。

バイオマスプラスチックって何?なぜ地球に優しいの?

バイオマスプラスチックとは、その名の通り、再生可能な有機資源(バイオマス)を原料としたプラスチックのこと。
具体的には、植物(トウモロコシやサトウキビなど)や微生物、さらには藻類などが原料として使われます。
従来の石油由来プラスチックと大きく異なる点は、二酸化炭素の排出量を大幅に削減できること。
植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、燃焼時や分解時に二酸化炭素を排出しても、トータルで見れば大気中の二酸化炭素量増加を抑制する効果が期待できます。
この特性は、持続可能な開発目標(SDGs)の中でも特に「つくる責任 つかう責任」(目標12)や「気候変動に具体的な対策を」(目標13)の達成に貢献するものです。

サンプラの挑戦:バイオマスプラスチックで「ものづくり」の未来を変える

現在、当社ではバイオマスプラスチックを既存の製造工程へ導入するための検証を積極的に進めています。
また、より実用的で高品質な製品を実現するため、先進的な技術を持つパートナー企業様との共同開発にも着手しました。
私たちは、長年培ってきた独自の技術と知見を活かし、単に環境に優しいだけでなく、性能や品質においても妥協しない製品開発を目指しています。
将来的には、私たちの技術が、様々な産業分野において環境負荷の少ないものづくりを可能にすると信じています。

バイオマスプラスチックがもたらす、単なる「素材」以上の価値

バイオマスプラスチックは、単なるプラスチックの代替品ではありません。
それは、「環境への優しさ」と「ものづくりの未来」を両立させるための、大きな可能性を秘めた素材です。
サンプラでは、これからもバイオマスプラスチックの可能性を最大限に引き出し、地球にも人にも優しいサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
ものづくりを通じて、持続可能な未来を創造する私たちの挑戦に、ぜひご期待ください。