福島三洋プラスチック工業株式会社

福島から世界へ!「もったいない」が「宝物」に変わる、プラスチックおじさんたちの本気プロジェクト!

    2025.07.24

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創業40年のプラスチック工場がなぜ?「バイオマスプラスチック」に挑む、熱い想い

どうも皆さん、こんにちは!私たち「福島三洋プラスチック工業」は、かれこれ40年、プラスチックを色々な形にする「射出成形(しゃしゅつせいけい)」っていう、ちょっと専門的な分野で腕を磨いてきた、いわば「モノづくりのベテランチーム」です。

長年の経験で培った技術と、ちょっとした知恵をフル活用して、今、新しい挑戦をしているんです。それは、普通なら捨てられちゃう「もみ殻」とか「ヒノキの木くず」「貝殻」、それに「食べられないお米」なんかを原料にして、新しい価値を生み出すプラスチックを作ること!

私たちが狙っているのはね、この地元福島を、「石油を使わないプラスチックの聖地」にすること。そんな大きな目標に、私たちサンプラの「作る」力で、少しでも貢献できたらなぁって、思ってるんですよ。


「ウチには無理だろ…」からの大転換!

実はね、最初は「バイオマスプラスチック」なんて、正直言ってピンとこなかったんですよ。何しろ、うちは自動車の部品とか、コピー機の中身とか、大きなメーカーさんから頼まれたものをコツコツ作ってきた会社ですからね。自分たちで「こんな製品作ろうぜ!」なんて、開発したり、オリジナルのものを作ったりした経験が、ほとんどなかった。

だから、「うちには無理だろ…」って思ってたんですが、でもね、これまで培ってきた技術で挑戦する意味があるんじゃないか、そう思ったんです。それで、思い切って「バイオマスプラスチック」を使ったモノづくりに踏み出すことにしました。


ゴミが「地域の誇り」に変わる!プロジェクトに込めた、おじさんたちの本気

私たちが目指しているのは、**「ゴミとして捨てられるはずだったものが、地域が誇れる宝物に変わる」**こと。

最近、「プラスチックは便利だけど、地球には悪い」みたいなイメージが強くなってきましたよね。そんなイメージを、私たちの技術で何とか払拭できないか?そう考えた時、答えは意外にも、この福島の足元にありました。

なんと、福島の浜通りに、いろんな有機物とプラスチックを混ぜて、射出成形の原料を作れるスゴイメーカーさんがあるではないですか!この原料メーカーさんと、私たち福島三洋の技術が合わされば、ほんのわずかな廃棄物も見逃さず、**「一つ一つの素材に感謝しながら、最高の製品にできる!」**そう感じたのです。これはまさに運命の出会い、、だったかもしれませんよ。


プラスチック職人のこだわり!「ちょうどいい」を探す日々

地元の特徴ある素材を活かすために、私たちは長年培った射出成形の技術をフル稼働させて、有機物の配合バランスを日夜研究しています。

だって、ちょっとしか有機物が入ってないんじゃ、せっかく「環境に優しい」って言っても意味がないでしょう?でも、入れすぎると、強度が足りなかったり、見た目が悪くなったりして、使い物にならなくなっちゃう。だから、毎日毎日、試行錯誤の繰り返し。「もっといいものができるはずだ!」って、ベストな「モノづくり」を目指して、泥臭く頑張ってるんですよ。

素材の個性を引き出す配合の調整、ちょっとした金型の設計の工夫、プラスチックを溶かす温度や冷やす時間の見極め――。一つひとつの工程に、私たちのプライドと、頑固なまでのこだわりが詰まっているんです。


工場に広がる「おふくろの味」のような香り?

面白いことにね、成形中に工場の中に入ると、ふわ~っと素材の香りが漂ってくるんですよ。

例えば、お米が原料だと、まるでお煎餅を焼いてるみたいな、香ばしい匂いがするんです。木材が原料なら、木の良い香りが立ち込める。それぞれの素材の個性を、肌で感じる瞬間ですね。

この香りはね、製品になってもちゃんと残るんですよ。だから、ぜひ皆さんも、私たちが作った製品を手に取って、この**「素材の香り」**を感じてほしいなって思ってます。これは、私たちが特に「いいな!」って思うポイントなんです。


「使い捨て」なんて、もう古い!福島から始まる、新しいモノづくりの形

「使い捨て」じゃなくて、**「何度も大切に使ってもらえるプロダクト」**にすること。

その先には、ここ地元福島が、「サステナブルな素材の発信地」として、日本中、いや世界からも注目されるような、そんな未来があるはずだと信じています。

すべては、ここから始まる小さな一歩。私たち福島三洋プラスチック工業は、これからも手を動かし、この熱い想いを形にし続けていきます。

製造の現場から生まれる、おじさんたちの熱い情熱と、地元への深い愛。私たちの挑戦を、ぜひこれからも見守ってくださいね!