【出展レポート】第20回再生可能エネルギー世界展示会|郡山市代表として発信する「ストーリーのあるものづくり」
2026-02-17

郡山市の支援を受けての出展
当社は現在、郡山地域テクノポリス推進機構が運営するインキュベーションセンターに入居しており、日頃より郡山市から多大なるご支援をいただいております。
今回の出展も、そうした支援の一環としてお声がけいただいたことがきっかけです。
単なる一企業としての参加ではなく、「郡山市の環境技術」をアピールする役割を担い、環境に優しい原料で作った製品を展示いたしました。
地元・福島県内では、新聞やネット記事での紹介を通じて少しずつ認知いただいておりましたが、東京ビッグサイトという国際的な場では、まだ当社の取り組みをご存じない方がほとんどです。だからこそ、直接製品を見て、触れていただく貴重な機会となりました。
「これは何からできているの?」ストーリーのあるものづくり
ブースでは、自然由来の植物の残渣(ざんさ)や貝殻、卵殻などの有機物を有効活用したバイオマスプラスチック製品を中心に展示を行いました。
特に来場者の皆様の足を止めたのが、神社の「しおりお守り」や、火力発電所・自治体向けに制作したノベルティーグッズです。
「ただのエコ素材」ではありません。 なぜこの素材を使うのか、どのような背景で生まれた製品なのか、その製作ストーリーをお話しすると約半数のお客様が深く関心を示してくださいました。
単にプラスチックを代替するだけではなく、そこに「ストーリーのあるものづくり」が存在すること。
これが、これからのサステナブルな社会において、人々の心に響くポイントなのだと再確認しました。

現場で感じた「環境問題」への温度感と課題
3日間の会期中、多くの企業様や自治体関係者の方とお話しする中で、一つ考えさせられる場面もありました。
それは、環境問題を「単なるビジネスの商材」として捉えている層と、「待ったなしの地球規模の課題」として捉えている層の温度差です。
世界的に見れば地球温暖化は危機的な状況にあります。ビジネスチャンスとして捉えることも重要ですが、私たちは原点である「環境負荷を減らす」という情熱を忘れてはいけないと、自戒を込めて感じました。
人気者「べこぷら」の課題も発見?
展示ブースでひときわ注目を集めたのが、バイオマスプラスチック製の「べこぷら」です。 その可愛らしい見た目に、多くの方が足を止めてくださったのですが……皆さん、どうしても頭を触ってみたくなるようです。
「あれ? 首は振らないんですね」
そうなんです。会津の赤べこのように首が振ると思われた方が多く、今回は少しだけがっかりさせてしまったかもしれません。 サンプル品とはいえ、動きがある方が会話も弾みますよね。次回は首を振って皆様をお迎えできるよう、改良版を準備しておきたいと思います。
自治体・企業との連携を深めるために
今回の出展は、製品のアピールだけでなく、郡山市職員の皆様と連携を深める大きなチャンスでもありました。 ブース運営を共にし、空き時間には当社の将来の展望や、共同事業の可能性について深く語り合うことができました。
その結果、4月に募集が開始される「郡山市チャレンジ新製品」への申し込みについても前向きな話ができ、社内外に大きなインパクトを残せた手応えを感じています。
今後の展望|受け身ではなく、自信を持って発信する
昨今、日本のものづくり業界全体に「受け身」の姿勢を感じることがあります。 「良いものを作れば売れる」だけではなく、こちらから自信を持って「環境に優しい原料」の価値や、製品に込めたストーリーを発信していかなければ、新しいビジネスは生まれません。
今後は、郡山市や福島県へのアプローチはもちろん、テクノポリス推進機構を通じて近隣の自治体や企業の皆様へ積極的にアイデアを提供してまいります。
自治体の担当者様、また工場見学やイベントでのノベルティーグッズをご検討中の企業の皆様。 私たちと一緒に、持続可能な社会に向けて「捨てられるはずだったもの」に新しい命を吹き込む製品を作ってみませんか?







