【実施レポート】明健小学校でバイオマスプラスチックの出前講座を開催!地域と繋がる「縁」と環境教育
2026-02-17

小学生と一緒に考える環境問題
郡山市立明健小学校で行った「出前講座」の取り組み
2026年1月16日、郡山市立明健小学校にて、公立小学校向けの出前講座を実施しました。
本取り組みは、福島県県中地方振興局のご協力のもと行われ、当社が取り組むバイオマスプラスチックについて、小学生にも分かりやすく伝えることを目的としたものです。
企業が教育現場に出向き、環境やものづくりについて直接伝える機会は決して多くありません。今回は、私たちにとっても非常に貴重な経験となりました。
出前講座実施のきっかけは、思いがけない「ご縁」から
今回の出前講座のきっかけは、昨年末に開催された「高校教諭と県中企業の情報交換会」でした。
会場に入って間もなく、福島県職員の方から「県内の小学校で出前講座をお願いできませんか」と声をかけていただいたのです。当社としても教育機関との接点を持ちたいと考えていたタイミングだったこと、そしてこれまで展示会やマルシェでのワークショップを通じて生まれてきた「縁」を感じ、お受けすることにしました。
次の世代につなぐための、バイオマスプラスチック
当社が力を入れているバイオマスプラスチック事業は、環境負荷の低減を目指すだけでなく、次の世代へ考え方や価値観をつないでいくことにこそ意義があると考えています。
そうした想いから、小学生を対象とした出前講座のご依頼は、私たちにとって非常にうれしいものでした。
「難しい内容を、どうすれば子どもたちに伝えられるか」――ここが今回の大きなテーマでした。
小学生向け資料づくりで感じた、意外な難しさ
出前講座に向けて、まず取り組んだのが小学生向けの資料作成です。
「今の小学生は、どこまで環境問題を学んでいるのか?」を改めて調べるところからスタートしました。
初めに叩きで作成した資料の内容はやや専門的になってしまったため、
言葉をできるだけ噛み砕き、イラストも加えることで、小学生にもイメージしやすい構成に仕上げました。
実際に感じた、小学生の高い環境意識
当日は「できるだけ分かりやすく」と準備を進めましたが、実際に授業を行ってみると、それは少し杞憂だったかもしれません。
明健小学校の子どもたちは、すでに環境問題についてよく学んでおり、理解も非常に早い印象でした。
むしろ課題だったのは、1時限では時間が足りなかったことです。
説明に時間をかけすぎてしまい、もっと質問の時間を取ればよかった、という反省も残りました。
印象に残った、ある小学生の質問
講座の中で、特に印象的だった質問があります。
「海洋汚染が進んだら、お寿司が食べられなくなるの?」
環境問題を「自分の生活」と結びつけて考えているからこそ出てくる、とても鋭い視点だと感じました。
大人顔負けの発想に、こちらが学ばされる場面でもありました。
出前講座を通じて得られた成果
今回の取り組みにより、学校関係者の皆さまには、当社の取り組みを知っていただくことができました。
また、子どもたちにも「社名」までは覚えていなくても、「こういうことをしている会社がある」という記憶は残ったのではないかと感じています。
後日提出された感想文の中には、
- 「もっとバイオマスプラスチックを活用した方が良い」
- 「こういう会社が福島にあることを初めて知った」
といった声もありました。
将来、進路や就職を考えるタイミングで、ふと思い出してもらえたらうれしいですね。
今後に向けて|出前講座とワークショップの可能性
今回の経験を通じて、環境意識や理解度は世代によって大きく変わらないことを改めて実感しました。
バイオマスプラスチックの普及には、技術だけでなく「知ってもらうこと」「考えてもらうこと」が欠かせません。
今後は、出前講座やワークショップをパッケージ化し、
教材として当社製品を使っていただく取り組みや、卒業記念品、清掃活動の成果物としての活用なども視野に入れています。
教育機関や自治体の皆さまと連携しながら、これからも「縁」を大切に、活動を続けていきたいと考えています。







