高校教諭との情報交換会に参加して見えた、採用と教育の新しい接点 ― バイオマスプラスチックがつないだご縁 ―
2026-01-19

採用活動の一環として参加した情報交換会
2025年12月23日、ビッグパレットふくしまで開催された「高校教諭と県中企業の情報交換会」に参加しました。
本イベントは福島県主催で、高校新卒採用に関する情報交換を目的としたものです。
当社からは、営業部・総務部の丸本、穴沢が参加しました。
目的はシンプルで、新卒採用を見据え、現在の高校生の就活動向を把握すること。
昨年度も参加していますが、今年度は当社が新たに進めているバイオマスプラスチック事業について、教育機関の皆さまがどのように受け止めるのかを、より深く知りたいという思いがありました。
「ただ座って待つ」だけでは伝わらない
この情報交換会は、本来「採用」が主軸の場です。
しかし、正直なところ、町工場である当社がブースに座っているだけでは、なかなか足を止めてもらえません。
そこで今回は発想を変え、
当社が実際に生産しているバイオマスプラスチック製品をブースに並べました。
「どんな会社なのか」ではなく、
「どんなモノをつくっているのか」から知ってもらうアプローチです。
教材として使いたい、という声
製品をきっかけに、ブースに立ち寄ってくださった教諭の方々からは、
採用の話だけでなく、こんな声が多く聞かれました。
- 「授業の教材として使えそう」
- 「環境問題を考えるきっかけになる」
- 「合格祈願のお守りは、生徒にも教えてあげたい」
これまで当社は、マルシェなどに積極的に参加し、親子世代や他業種の方々に「まず知ってもらう」活動を続けてきました。
今回は新しく教育機関の方に、会社の存在や、モノづくりの背景を、より深く理解していただける機会になったと感じています。
会場に入るなり、待っていた出会い
そして今回、最も印象に残った出来事があります。
会場に入って間もなく、福島県の職員の方から声を掛けられました。
内容は、「県内の小学校で、出前講座をお願いできませんか?」というもの。
しかも、日程と時間はすでに決まっているという、なかなか珍しいご依頼でした。
採用活動のために参加した場で、思いもよらない形で教育現場との具体的な接点が生まれた瞬間です。
もちろん、その場でお引き受けしました。
小学生向けの授業という新たな挑戦
これまで当社では、企業向け・大学生向け・高校生向けの資料は用意してきました。
しかし、小学生となると話は別です。
対象は小学6年生。環境問題について、どこまで学校で学んでいるのかを把握する必要があります。
現在は、小学校の学習指導要領を改めて勉強しているところです。
「教える側が学ぶ」という状況も、今回の取り組みならではの面白さだと感じています。
変わりつつある高校生の就活観
情報交換会を通じて、高校生の就活に対する考え方の変化も感じました。
昨年度は、
- 給与よりも休日数
- 仕事よりもプライベート重視
という傾向が強く見られました。
一方で今年度は、
- 給与も重要視したうえで休日も多い
という、よりバランスを求める声が増えているとのこと。
働き方そのものが変化していることを、現場の声として実感しました。
情報交換会の成果と手応え
今回、面談できた学校は6校。
さらに、福島県内の教育機関の方々とも意見交換ができました。
中には、学校の教材として使用することを前提に、コスト面など具体的な話を進めたい
という声もあり、まずまずの成果だったと感じています。
モノづくりの魅力を、次の世代へ
今回の経験を通じて改めて感じたのは、
当社の事業である「モノづくり」そのものの魅力を、きちんと伝えることの大切さです。
それは採用活動だけでなく、教育や地域との関わりにもつながっています。
今後は、
- 出前授業
- 教材としての活用
- 教育機関との連携
などを通じて、バイオマスプラスチックやサンプラの取り組みを、より幅広い世代に知ってもらう活動を続けていきたいと考えています。
福島県内の自治体・教育機関・高校生の皆さんにとって、
「就活」や将来を考える中で、一つの選択肢として思い出してもらえる存在になれたら幸いです。





